かけこみ! 夏休み自由研究におすすめ
浄水器メーカーが教えるオリジナル浄水器の作り方

2014.08.22

«
»

終わりに近づく夏休み。今回は「宿題が終わらない!」と慌てるお子様へ、自由研究のネタをご提供します。浄水器メーカーがお教えする手作りのペットボトル浄水器です。

 

材料をそろえよう

 道具はカッターとキリだけでOK。まずは、材料をそろえてください。

 

1. ペットボトル(2L)

2. 木材もしくはプラスチック等(ペットボトルを支えるための基礎部分)

3. アルミ線もしくはテープ等(基礎への取付用)

4. 活性炭(活性炭が手に入らない場合は木炭)

5. 綿

6. ホワイトマット(水槽等の浄化フィルター用)

7. 細かい石(2~4mm)

8. 少し大きい石(5~10mm)

 

 すべて、ホームセンターや大きめの100円ショップで購入可能です。金額はそれぞれ数百円。

 

 

制作時間は20分!

1. ペットボトルの底をカッターで切ります。刃や切り口に触れてケガをすることもあるので、十分注意してください。

原水を注ぐ場所になるので大きく切り抜いてください。

2.木材やプラスチックを使って、ペットボトルを支える基礎部分を作ります。特に作り方に決まりはありません。写真を参考にしてください。

 

3.ペットボトルの上下を逆にして(切り取った底の部分が上)、ペットボトルを基礎部分に取り付けます。アルミ線やテープを上手に使いましょう(写真を参考に)。

 

4. ペットボトルのキャップの真ん中に、直径2~3mmほどの小さな穴をあけます。

 

5. キャップをペットボトルに取り付けます。ボトルの中でろ過された水がここから出ます。

 

6. フィルターとなる素材を、下記の順番で、上からペットボトルの中へ入れていきます。

 

 ・第1層: 綿

 ・第2層: ホワイトマット

 ・第3層: 細かい石

 ・第4層: 大きめの石

 ・第5層: 活性炭(もしくは非常に細かく砕いた木炭)

 ・第6層: ホワイトマット

 

7. 完成です。2~3リットルの水道水を通してから使ってください。最初は濁りがあるかもしれませんが、徐々にきれいな水になっていきます。

  

※簡易的な浄水器ですので、飲み水には利用しないでください

※この方法で作られた浄水器の水を飲んで健康を害されても、責任をとることはできません。

 

 

いろいろな液体で試してみよう

 上手に作れれば、川や池の泥水も澄んだ水に変わります。もし、うまく浄水できない場合は、石や活性炭を増やすなど、材料のバランスを変えてみましょう。

 

汚れた水だけでなく、お茶や牛乳、オレンジジュースなど、いろいろな液体を試してみてください。実験して、色が大きく変わるものや、そうでないものを記録しましょう。

ツイート
シェア
«
»