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終わりに近づく夏休み。今回は「宿題が終わらない!」と慌てるお子様へ、自由研究のネタをご提供します。浄水器メーカーがお教えする手作りのペットボトル浄水器です。
道具はカッターとキリだけでOK。まずは、材料をそろえてください。
1. ペットボトル(2L)
2. 木材もしくはプラスチック等(ペットボトルを支えるための基礎部分)
3. アルミ線もしくはテープ等(基礎への取付用)
4. 活性炭(活性炭が手に入らない場合は木炭)
5. 綿
6. ホワイトマット(水槽等の浄化フィルター用)
7. 細かい石(2~4mm)
8. 少し大きい石(5~10mm)
すべて、ホームセンターや大きめの100円ショップで購入可能です。金額はそれぞれ数百円。
1. ペットボトルの底をカッターで切ります。刃や切り口に触れてケガをすることもあるので、十分注意してください。
原水を注ぐ場所になるので大きく切り抜いてください。
2.木材やプラスチックを使って、ペットボトルを支える基礎部分を作ります。特に作り方に決まりはありません。写真を参考にしてください。
3.ペットボトルの上下を逆にして(切り取った底の部分が上)、ペットボトルを基礎部分に取り付けます。アルミ線やテープを上手に使いましょう(写真を参考に)。
4. ペットボトルのキャップの真ん中に、直径2~3mmほどの小さな穴をあけます。
5. キャップをペットボトルに取り付けます。ボトルの中でろ過された水がここから出ます。
6. フィルターとなる素材を、下記の順番で、上からペットボトルの中へ入れていきます。
・第1層: 綿
・第2層: ホワイトマット
・第3層: 細かい石
・第4層: 大きめの石
・第5層: 活性炭(もしくは非常に細かく砕いた木炭)
・第6層: ホワイトマット
7. 完成です。2~3リットルの水道水を通してから使ってください。最初は濁りがあるかもしれませんが、徐々にきれいな水になっていきます。
※簡易的な浄水器ですので、飲み水には利用しないでください
※この方法で作られた浄水器の水を飲んで健康を害されても、責任をとることはできません。
上手に作れれば、川や池の泥水も澄んだ水に変わります。もし、うまく浄水できない場合は、石や活性炭を増やすなど、材料のバランスを変えてみましょう。
汚れた水だけでなく、お茶や牛乳、オレンジジュースなど、いろいろな液体を試してみてください。実験して、色が大きく変わるものや、そうでないものを記録しましょう。
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