寄贈品「ウォーターピュアプロ」及び「ピッチャーピュア」を持っての集合写真
2013年8月20日にワイズグローバルビジョン株式会社は、慶応義塾大学・長谷部葉子准教授が指導教員を務める長谷部研究会を含む2研究会が推し進めている、コンゴ民主共和国「アカデックス小学校」プロジェクトの目的と趣旨に賛同し、同社が取り扱うエコライフビジョン社製の浄水器7台を寄贈した。(※1)その後、長谷部准教授を含む派遣チームは、寄贈品を携え2013年8月22日にコンゴ民主共和国へ出発し、約2週間の滞在を経て帰国した。
2013年9月27日に、帰国後の報告会を行ったので、ここに報告する。
寄贈した浄水器7台は、コンゴ民主共和国「アカデックス小学校」プロジェクトメンバーの飲料水確保に大いに活躍し、同プロジェクトメンバーから感謝の言葉を頂いた。さらに、同小学校で浄水の仕組みを教えるワークショップの教材としても寄贈品が使用された。
以下、(1)【プロジェクトメンバーからのコメント】及び(2)【ワークショップ風景】
(1)【コンゴ民主共和国「アカデックス小学校」プロジェクトメンバーからのコメント】
①今回は、浄水器の協賛本当にありがとうございます。
子供たちも、汚水や雨水がきれいな水になることにすごく関心をしめしていました。また、水が自分たちの手できれいになるという意識を持たせることが出来ました。
また、私たちも、渡航中に水を浄水して飲んでいたので、健康で、いられ、活動も無事成功致しました。本当に感謝しています。ありがとうございました。 今後も、ワイズグローバルビジョンさんの浄水器で子どもたちが安全な水を飲むことができます。
これからもワイズグローバルビジョンさんとご一緒に活動をさせていただきたいと思います。 これからもよろしくお願い致します。
総合政策学部2年
②この度はコンゴ「アカデックス小学校」プロジェクトにご協賛頂き誠にありがとうございます。
今年初めてコンゴヘの渡航を経験いたしました。どの地の生活においてもきれいな飲料水があるかないかはとても重要な問題であります。人は水が無ければ生きてはいけません。御社の浄水器を使用する事で安全な水を飲むことができ、快適な日々を送る事ができました。
簡単な操作方法でとても使いやすく、また持ち運びのできる大きさがとても魅力的です。 そして浄水器の存在は今後の小学校の子供たちの生活をより豊かにしてくれると確信しています。 これからもプロジェクトのさらなる向上を目指し、活動を続けて参ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
総合政策学部3年
③この度は御協賛をいただき、誠にありがとうございました。
今回頂いた浄水器とピッチャー共に、コンゴでの私達の生活には欠かせないものでした。 御社製品のおかげで、大きく体調を崩した者もいなく、健康的に過ごすことができました。 重ねて御礼を申し上げます。
ポンプ式浄水器については、子ども達とのワークショップにおいて浄水の仕方を学び、雨水が飲料水になるということをきいて、驚きを抱いていましたし、実際に浄水を飲んで、生徒も美味しいという感想を申しておりました。 この浄水器は今後もアカデックスの生徒の健康を支えて行く重要な資源となると確信していますし、来年はアカデックスだけではなく、アカデックスの地域や他の拠点にもこの魅力を伝えていきたいと考えております。
今後とも、どうぞ宣しくお願い致します。
総合政策学部2年
(2)【ワークショップ風景】
①寄贈品「ウォーターピュアプロ」及び「ピッチャーピュア」を使い同小学校で浄水作業をしている様子
②浄水後の水を飲んでいる様子
以上、(1)【プロジェクトメンバーからのコメント】及び(2)【ワークショップ風景】
また、今回の渡航の際にアカデックス小学校があるキンシャサ市キンボンド地区で雨水を採取し、日本にて水質検査を行った。水質検査の結果、雨水には一般細菌と大腸菌が含まれていた。(※2)そこで、弊社取扱製品であり今回の寄贈品でもある「ウォーターピュア」にて、採取した雨水のろ過を行い、ろ過後の水質検査も行った。ろ過後の水質検査結果は、一般細菌を99.99%以上除去し、大腸菌に関しては陽性から陰性となった。
以下、①【「ウォーターピュア」にて、キンシャサ市キンボンド地区で採取した雨水のろ過を行っている写真】及び②【キンシャサ市キンボンド地区で採取した雨水及び「ウォーターピュア」でろ過した水の水質検査証】
①【「ウォーターピュア」にて、キンシャサ市キンボンド地区で採取した雨水のろ過を行っている写真】
②【キンシャサ市キンボンド地区で採取した雨水及び「ウォーターピュア」でろ過した水の水質検査証】
原本は下記をクリックしてご覧下さい
「原水」
http://eco-vision.jp/131008_conbefor.pdf
「ろ過後」
http://eco-vision.jp/131008_conafter.pdf
以上、【「ウォーターピュア」にて、キンシャサ市キンボンド地区で採取した雨水のろ過を行っている写真】及び②【キンシャサ市キンボンド地区で採取した雨水及び「ウォーターピュア」でろ過した水の水質検査証】
なお、今回の渡航の様子は、11月22日&23日に東京の六本木にある「東京ミッドタウン」で行われる、慶応義塾大学SFC研究所「SFC Open Research Forum 2013」http://orf.sfc.keio.ac.jp/でも報告が行われ、弊社も寄贈品の展示やデモを行う予定。
(※1)同プロジェクトの詳細や浄水器7台の詳細などは弊社サイト、ニュース一覧の「コンゴ民主共和国「アカデックス小学校」に浄水器7台を寄贈」をご覧下さい。https://ysgv.jp/147
(※2)雨水を採取してから、日本に持ち帰って検査するまで約1週間かかっている為、菌が増殖した可能性があります。