【積算】貴重な「現場環境改善費(旧・イメージアップ経費)」の活用事例

貴重な「現場環境改善費(旧・イメージアップ経費)

そもそも「現場環境改善費(旧イメージアップ経費)」とは

公共事業での建設工事は一般的に公的機関が発注者となって、建設業者にその工事を請け負わせることによって施工されます。実際に工事を請け負う受注者は、複数の業者による入札で決定されますが、入札では予め発注者が作成した設計書から積算した予定価格が掲示され、その価格以下の最低価格を提示した業者が工事を受注することとなります。

ここで言う「積算」とは、発注者から先に提示する”見積もりのようなもの”と考えることが出来、「積算基準」は、その見積もりを計算するために必要な、受託業務費、工事費、発注費用等、多岐にわたる各費目の計算方法を明確に定義したものです。

積算基準の中には様々な項目がありますが、今回はその中から「現場環境改善費(旧イメージアップ経費)」について、ご紹介致します。これは言葉通り、”現場の環境を改善するために使用される費用”です。SDGsを始め、社会的にも企業に様々な取り組みが求められる中、他の工事業者がどのように現場環境改善費(旧・イメージアップ経費)を活用されているのか、お知り頂くことで、より有効にこの費用をご活用頂ければ幸いです。

※本ページの最後には、内容をおまとめしたホワイトペーパーをご用意しております。何卒最後までお付き合いください。

公共工事費における「環境改善費(旧・イメージアップ経費)」の割合

まず実際に「環境改善費(旧・イメージアップ経費)」が、予算の中で、どの程度の割合を占めているのでしょうか。2016年に行われました国土交通省の産業連関構造調査(公共事業工事費投入調査)によりますと、環境改善費(旧・イメージアップ経費)が含まれる「間接工事費」は、全体の約27%に割合となります。

さらに、間接工事費の中で現場環境改善費(旧イメージアップ経費)の割合を見てみますと、なんと約1.1%と極僅かです。それを知ると、より有効的に活用したいと思いますよね。

間接工事費には、その他に下記の項目が含まれます。

  • 運搬費(約3.2%)
  • 準備費(約1.1%)
  • 事業損失防止施設費(約0.5%)
  • 安全費(約5.1%)
  • 役務費(約0.2%)
  • 技術管理費(約0.7%)
  • 営繕費(約0.1%)
  • その他(率)(約20.6%)
  • 現場管理費(約67.4%)

「現場環境改善費(旧イメージアップ経費)」の具体例

「環境改善費(旧・イメージアップ経費)」は、地域の状況・工事内容により組合せ、実施項目数及び実施内容を変更しても良いとされていますが、原則としては、上図に示した四つ(「仮設備関係」、「営繕関係」、「安全関係」、「地域連携」)の各項目からそれぞれ一内容以上(いずれか一費目のみ2内容)を選択し、合計5つの内容を実施することとなります。では、各項目は実際にどのように使用されているのでしょうか。


仮設備関係

仮設備関係」には、工事が始まってから完了するまでの間に必要な「仮設備」に関するものが計上出来ます。例えば、“用水・電力等の供給設備”から現場事務所等への電力供給を実施すること、現場内の崩落、崩積土の除去、除草作業の実施、工事現場事務所の無機質で殺風景な景観を華やかにするため、花壇を設置する等もここに挙げられます。

  • 用水・電力等の供給設備
  • 緑化・花壇
  • ライトアップ施設
  • 見学路及び椅子の設置
  • 昇降設備の充実
  • 環境負荷の低減

営繕関係

営繕」とは、「建物を新築・増築したり、改築・修繕したりすること」です。この予算は、作業員の皆さんが、快適に仕事が出来るよう、現場事務所を整えることなどに使用出来ます。 例えば、現場事務所の近郊アパートに炊事場、シャワー室、テレビ,インターネット、コピー機を設置したり、工事現場に洋式トイレ、女性用更衣室の設置、休憩時に仮眠が取れるよう室内を「畳敷きスペース」にするに使ったりすることなどが挙げられ、昨今では、コロナウイルスの感染対策防止のため「循環式手洗いユニット」の導入も進んでいます

これは、コロナ対策には「マスクの正しい着用」、「手洗い」、「うがい」、「三密の回避」、「換気」といった、基本的な感染症の予防対策の徹底が有効だという事実への再認識と、地域への万が一への感染も許さない姿勢をPR出来ることが大きな動機になっているようです。

また循環式手洗いユニットOaysは、「NETIS登録済み」のため、昨年より義務化された国土交通省直轄土木工事における新技術の活用にも該当致します。新設された新技術活用の形である「施工者選定型」の場合、受注者が原則一つ以上の新技術を選定して活用出来ますので、その際にも、お選び頂く事が可能です。※「施行者選定型」の対象判断については、別途発注者への確認を頂きたくお願い致します。

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  • 現場事務所の快適化(女性用更衣室の設置を含む)
  • 労働者宿舎の快適化
  • 現場休憩所の快適化
  • 健康関連設備及び厚生施設の充実等

安全関係

安全関係」とは、作業員の皆様の安全に関わるもの。例えば、熱中症対策に現場事務所に冷蔵庫、乾燥機、冷房、塩飴、冷却スプレーの設置したり、寒いときは防寒対策にストーブ設置、空調付きプレゼンテーションルームの設置、現場詰所にエアーシャワーの設置などに使用出来ます。

熱中症対策」で検討頂ける製品としましては、意外かもしれませんが「海水淡水化装置」が挙げられます。夏場の現場の暑さ対策は、昨今の異常気象にも伴って益々重要度を増しています。海水淡水化装置があれば、現場近くの川や海から真水を造水することが可能です。水源が近くにある場合は、熱中症対策では課題となりやすい、水の残量を気にすることなく、使用することが出来ます。先述の循環式手洗いユニットと同様、海水淡水化装置もNETIS登録製品ですので、ご安心下さい。

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  • 工事標識
  • 照明等安全施設のイメージアップ(電光式標識等)
  • 盗難防止対策(警報器等)
  • 避暑(熱中症予防)
  • 防寒対策

地域連携

地域連携」は、「環境改善費」の旧名称である「イメージアップ経費」から最も連想し易い内容かもしれません。地域住民の方向けに、工事内容の説明資料を作成などがこの項目に当てはまります。

  • 地域対策費(農家との調整、地域行事等の経費を含む)
  • 完成予想図
  • 工法説明図
  • 工事工程表
  • デザイン工事看板(各工事PR看板含む)
  • 見学会等の開催(イベント等の実施含む)
  • 見学所(インフォメーションセンター)の設置及び管理運営
  • パンフレット/工法説明ビデオ
  • 社会貢献

現場環境改善(旧・イメージアップ経費)におススメ製品のご案内

現場環境改善費(旧・イメージアップ経費)で今、注目されているのが「循環式手洗いユニットOasys」です。Oasysは100V電源さえあれば簡単に設置が可能で撤去も簡単にでき、土木現場を想定して開発したされたNETIS登録商品ですので、入札にも有利。

造水機のメーカーとして、長年、”海水をも真水にする高い技術力”のノウハウを活かした循環式手洗いユニットは、水分子以外を濾過する「RO(逆浸透膜)膜」を採用し、RO(逆浸透膜)を採用。独自の浄水・殺菌機能で、ウィルス「0」。勿論、石鹸も使えますので、新型コロナウイルス対策としてもご好評頂いております。

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熱中症対策には「海水淡水化装置」がおススメです。海水淡水化装置があれば、現場近くの川や海から真水を造水することが可能ですので、水の残量を気にすることなく、使用することが出来ます。

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弊社の製品はレンタル、販売問わず、日本全国の皆様にご案内しております。詳細につきましては是非、お気軽にお問い合わせください。フリーダイヤル: 0120-968-803

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本ページでは、「現場環境改善費(旧・イメージアップ経費)」の実例についてご紹介致しました。最後までご覧頂き、誠に有難う御座います。下記、資料ダウンロードボタンより本ページの情報をおまとめしたホワイトペーパーをダウンロード出来ます。是非ご活用下さい

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