今、企業に求められる持続可能な開発目標(SDGs)とは
今、様々なメディアで取り上げられている「SDGs(エスディージーズ)」。大手企業をはじめとして、世界中で持続的な社会の実現に向けた取り組みが加速しています。企業がSDGsに取り組むことには、持続可能な社会を実現するのは勿論、現場衛生環境の改善、副次的メリット(発注者や入職者へのアピール)など様々な意味があります。
SDGsへの取り組みは、それぞれの企業活動に身近なテーマから始めることができますが、本ページでは、弊社の事業である水関連に焦点を当てて、どのように取り組むことができるかをご提案していきます。是非、最後までお付き合い下さい。
安全な水とトイレを世界中に…ゴール6 注目の3つのターゲット
日本にいると気付き難いことですが、世界では今も水不足に苦しみ、日々の安全な水を得られない人々が多くいらっしゃいます。「水の惑星」と言われる地球ですが、実は実際に飲用として利用できる水は、全体の0.01%に過ぎず、このまま水不足が進めば、水を必要として生きている生物はすべて絶滅してしまうとまで言われています。
この状況に拍車をかけるのが「人口増加」、「産業発展による水使用量の増加」にあると言われ、このままでは安全で綺麗な水は不足していく一方です。
この流れに歯止めをかけるためにも、弊社製品が貢献できると考えられるゴール6から要注目のターゲット3項目をご紹介致します。
2030年までに、すべての人々の、適切かつ平等な下水施設・衛生施設へのアクセスを達成し、野外での排泄をなくす。女性および女子、ならびに脆弱な立場にある人々のニーズに特に注意を向ける。
(a)安全に管理された公衆衛生サービスを利用する人口の割合
(b)石けんや水のある手洗い場を利用する人口の割合
例えば、都心から離れた僻地や離島など、日本にも水道を引く工事が出来ず、水の持ち運びが必要な所が御座います。弊社の製品を採用いただければ、その場で真水を造水したり、同じ水を循環させて使用するなどにより、運搬の手間を省くことが可能です。
2030年までに、汚染の減少、有害な化学物質や物質の投棄削減と最小限の排出、未処理の下水の割合半減、およびリサイクルと安全な再利用を世界全体で大幅に増加させることにより、水質を改善する。
6.3.1 安全に処理された家庭排水及び産業排水の割合
6.3.2 良質な水質を持つ水域の割合
弊社は、長年、造水機のメーカーとして、”海水をも真水にする高い技術力”で、皆様からご好評をいただいてきました。技術的な強みを活かした「循環式手洗いユニット」は、水分子以外を濾過できる機構を採用し、フィルタリングと流体制御技術を組み合わせ、菌の増殖を抑えることに成功しました。石けん等に汚染された水であっても循環して真水を使用できますので、排水を最小限に抑えることが可能です。
2030年までに、集水、海水淡水化、水の効率的利用、廃水処理、リサイクル・再利用技術など、開発途上国における水と衛生分野での活動や計画を対象とした国際協力とキャパシティ・ビルディング支援を拡大する。
6.a.1 政府調整支出計画の一部である上下水道関連のODAの総量
私たちワイズグローバルビジョンは、マイクロインフラを構築するウォーターグリッドカンパニーとして、「水をつくり、流れをつくり、未来をつくる」を理念に日々活動を続けています。自信を持って「海水淡水化装置」、「循環式手洗いユニット」は「ゴール6」へ貢献できると考えています。
弊社の製品を採用いただくことで考えられるSGDsへの貢献イメージを下図のようにまとめてみました。
勿論、皆様の業務によって採用頂ける製品も異なりますので、記載されている以外にも様々な方法やメリットが考えられます。SDGsについて、なにかアクションしなければとお悩みの方も、弊社製品の導入で身近なテーマから始めることが可能です。是非、一度、ご検討下さい。
持続可能な社会に貢献する2つの製品
事例紹介
貴重な真水を活用・リサイクルして様々な用途に活用