シリカに有害性はあるのか?

2025.01.21

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「シリカ」とは、日常生活のさまざまな場面で目にする成分です。飲料水、サプリメント、さらには化粧品にも利用されています。

しかし、『シリカは人体に有害ではないのか?』と疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、シリカの安全性について詳しく解説いたします。

シリカとは何か?

シリカ(SiO₂)は、自然界で最も広く存在する無機化合物のひとつです。地殻の主要成分であり、形態に応じて次の2つに分類されます。

1.結晶性シリカ(石英)

結晶性シリカは、結晶構造を持つシリカで、代表的なものに石英(SiO₂)があります。この形態のシリカは硬く、安定性が高い特徴があります。
結晶性シリカは粉塵として存在することがあり、過剰に吸入するとけい肺などの健康障害を引き起こす可能性があります。
ただし、飲料水やサプリメントに用いられることはほとんどありません。
結晶性シリカ

2.非結晶性シリカ

非結晶性シリカは、結晶構造を持たない形態のシリカで、粒子が不規則に並んでいます。このタイプのシリカは通常、ケイ素(Si)が水分に触れることで水溶性シリカへと変化することが多いです。
非結晶性シリカ
非結晶性シリカは一般的には安全な素材として使用されています。シリカ水に使われるシリカのほとんどは、この非結晶性シリカです。 『シリカピュア』で使用されているシリカもこのタイプになります。
厚生労働省による食品衛生法第11条第3項の規定では、シリカは人の健康を損なう恐れがない成分として明示されています。(参照元:食品衛生法第11条第3項


まとめ
・結晶性シリカは吸入による健康リスクがありますが、飲料水やサプリでの使用は、ほとんどありません。
・非結晶性シリカは安全性が高く、飲料やサプリメントに適している形態です。

「シリカについて正しい知識を持ち、安全に活用していきましょう!」

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