夏に向けて気をつけたい恐怖の水中毒

2015.06.19

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水をたくさん飲むのは、健康にも美容にもよいとされています。しかし、飲み過ぎると「水中毒」になることをご存じでしょうか?

沖縄県医師会のHPに掲載されている記事「小児の脱水と水中毒」では、水中毒が「水分の過剰摂取により、低ナトリウム血症を起こした状態」と説明されています。水だけでなく、お茶や電解質の少ないスポーツドリンクを大量に飲んでも水中毒となり、最悪は死に至ることもあります。

子どもが脱水症状を起こして、治療のために水をたくさん飲ませると、水中毒になるリスクがあるそうです。経口補水駅「OS-1」の活用が薦められています。

水中毒は、子どもだけでなく大人もおちいる可能性があります。死亡例もあり、大変危険な症状です。スポーツなどの際は水分摂取が必須ですが、くれぐれも摂りすぎないよう注意してください。

厚生労働省は、「健康のため水を飲もう」推進運動として1日最低1.2リットルの飲み水を推奨しています。裏を返せば、20リットルや30リットルも飲む必要はないということ。

夏に向けて、こまめな水分補給と水分の摂りすぎ、両方に注意したいものです。

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