世界の降雨量の比較(最も雨の降る地域、降らない地域)

2015.11.30

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日本では梅雨になると、じめじめした空気に気が滅入ってしまいますが、
世界には一年中全く雨が降らない国や、1年を通してほぼ毎日雨が降る国もあります。
そんな1年における降水量(1年のうちに雨が少しでも降った日)を世界の主要都市ごとに
比較してみました。

  • (※このインフォグラフィックスは世界気象機関のデータベースを基に作成されています。)

    世界の主要都市の降水量を比較した結果、1年のうち最も雨の日が多いのは
    オーストラリアのマッコーリー島で307日、最も少ないのはスーダンのワディハルファで
    0日になりました。

    ちなみに日本でもっとも降水日が多いのは、新潟県上越市の206.9日で、これは
    アジア最多となっています!

    世界の地域別に見てみると、降水日が最多/最少の都市は以下のようになっています。

    ♦北アメリカ♦

    最多:バンク―バー(カナダ)/164日
    最少:ロサンゼルス(アメリカ)/27.2日

    ♦南アメリカ♦

    最多:ボゴダ(コロンビア)/190日
    最少:モンテビデオ(ウルグアイ)/77日

    ♦アジア♦

    最多:上越(日本)/206.9日
    最少:テヘラン(イラン)/41.1日

     

    ♦アフリカ♦

    最多:ヤウンデ(カメルーン)/154日
    最少:ワディハルファ(スーダン)/0日(世界最少)

     

     

    ♦ヨーロッパ♦

    最多:ロンドン(イギリス)/162日
    最少:アテネ(ギリシャ)/42.5日
    ♦オセアニア・太平洋♦

    最多:マッコーリー島(オーストラリア)/307日(世界最多)
    最少:ホノルル(アメリカ)/55.4日

    世界最多の降水量を誇るマッコーリー島は、ほぼ毎日雨が降ってるんですね!
    晴れの日は年間わずか58日。

    住民の方は洗濯などどうしているのかと気になってしまいますが、
    ご安心。ここは無人島なのです。

    同島は世界自然遺産にも登録されており、ペンギンの大規模繁殖地としても有名で、

    生物の多様な生活環境を育むうえで、雨は非常に重要な資源となっているんですね!

     

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