水と血糖値の関係 ~毎食前に実践する効果的なダイエット法とは!?~

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これまで水ラボでも、「起床直後に水を飲むダイエット」や
https://ysgv.jp/waterlab/1748

「白湯を飲むダイエット」など
https://ysgv.jp/waterlab/1658

多くのダイエット法をご紹介してきましたが、
もっとコンスタントに、日常生活に取り入れやすい形のダイエットとして
毎食前に水を飲むダイエットもご紹介しました。
https://ysgv.jp/waterlab/1876

これは2015年8月に、海外誌「Obesity」に掲載された
英・バーミンガム大学の研究チームが発表したもので
食前30分に500mlの水を飲むことでダイエット効果があることが
明らかになったのです。

その実験内容ですが、肥満男性84名を対象に、
12週間約3か月に渡る実験を行い

①朝・昼・夕の食前30分に500mlの水を飲むグループ
②朝・昼・夕のうち食前1回だけ500mlの水を飲むグループ
③食事の前に満腹感を想像させるだけのグループ

の3つのグループに分け
①のグループが平均4.3㎏減量できたことに対し
他の2つのグループは平均0.8㎏の減量に留まったというものでした。

それではなぜ、食前に水を飲むことがダイエット効果につながったのかというと
それは”血糖値”と大きく関係があります。

血糖値とは血中のブドウ糖の濃度のことで
空腹時は血糖値が低下し、食後は自然と高くなります。

血糖値は食後30分後にかけて上昇し、
その後インシュリンが分泌され一定値に下降して行きます。

これを正常に保つのが膵臓から分泌されるインシュリンの働き。
血糖値が高い状態が続いている人は、血糖値をコントロールする機能が衰えているため
通常より満腹感を感じにくく、過剰なカロリーを摂取することから
肥満につながるのです。

現代医学の考え方でも、
水を飲むタイミングによって高血糖を改善できることは実証されています。

その一つが、食前に水を飲むことなのです。
食欲は胃酸の濃度とかかわりがあって、水で胃液が薄まると、
食欲をある程度抑えることができる事が解っています。
食欲は胃酸の濃度と関係があり、水で胃酸が薄まると食欲を抑制する作用があるのです。

今回のバーミンガム大学研究チームによる結果でも分かったことですが
1日1回いずれかの食前ではなく
必ず3回の食前に必ず水を飲んで、継続的に血糖値を抑えることが大事ということです。

とてもシンプルでコストの掛からないこのダイエット法
肥満で悩む方、夏までに痩せたい方は
ぜひ一度試してみる価値はありそうです。

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