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ワインはグラスの形で味や香りが変わるといいます。赤・白はもちろん、ぶどうの品種によっても適したグラスがあり、今ではコカ・コーラや日本酒向けの商品も登場。奥が深いグラスの世界、水を飲むとおもしろいのでは? そう考えて、世界的なワイングラスメーカー「リーデル」さんに、取材しました。
「グラスの形によって、舌の上での水の流れが変わります」というのは、ソムリエでグラス・エデュケイターの庄司大輔さん。日々の接客に加え、ワインとグラスの組み合わせを伝える「グラス・テイスティング」のセミナーが人気です。この日は、3種類のグラスで、水のテイスティングを体験させてくれました。
①大きなふくらみがあり口径が狭いタイプ / ②緩やかなふくらみがあり口径が狭いタイプ / ③大容量でふくらみは控えめ。口径が広いタイプ
グラスの下側にふくらみが大きいため、グラスを水平にしても水がこぼれません。飲むときはあごを上げ、グラスを大きく傾ける形になります。
口の中では、上から下ってくる水を舌で受け止めています。舌先に水が触れ、舌の真ん中を素早く流れていくイメージです。
グラスを水平にすれば、水を飲むことができます。まず、舌先のやや奥に水が触れ、舌と上あごの間の空間に入っていきます。
口径が大きいので、水が口の中へ入るところが幅広くなります。グラスは水平ですから、舌の奥に水が乗ります。舌の丸みにそって、口全体に広がっていきます。
グラスを変えると、これだけ水の流れが変わります。飲み比べてみると、同じ水でも感じ方がまったく違うわけです。今回は、上記3種のグラスで、硬水/軟水/炭酸水を飲んでみました。
①のグラスは、舌の狭い範囲を早く水が流れていきます。特に炭酸水はのどごし良く感じました。硬水のクセがあまり得意でない方は、余韻が口に残りにくいので①が良いかもしれません。
普段あまり使わない舌先に水が当たるので、刺激を感じます。飲み慣れた軟水でも新鮮な感覚でした。
対照的なのが③のグラスです。水が一気に広がり、口の中がすっきりと洗われるよう。水の温度も広い範囲で感じるので、冷たい水ならリフレッシュされた気分が強くなります。
炭酸水は①と比べて細かいアワが拡がり、華やかな印象。硬水は「独特のミルキーな味わい(庄司さん)」の余韻が残ります。
②のグラスは①と③の中間といったイメージ。炭酸水を飲むと、上あごにも刺激があり、とてもさわやか。舌先をくすぐるような感覚もあり、楽しく飲めました。庄司さんいわく、ペットボトルは②に一番近いそうです。
普段親しんでいる水も、器を変えてみると楽しみながら飲めそうです。のどごしを楽しみたいとき、リフレッシュしたいときなど、気分で使い分けてみてはいかがでしょうか?
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リーデル・ワイン・ブティック 青山本店
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