浄水器を使う意味とは。本当に必要な人は? 実はいらない人も?

2015.03.12

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水ラボが 2014年に実施した調査では、一般家庭の 4割が浄水器を利用しています。かなりの普及率ですが、ネット上には不要論も根強くあります。本当に必要な人とそうでない人を整理してみました。

 ○浄水器が必要な人

 ・水道水がおいしくない

日本の水道水は、かなり安全性が高いと言われています。設備や技術を信用しても、残留塩素のカルキ臭や、古い水道管からくるサビが気になる方は多いでしょう。また、地域差もあるので、水道水の味になじめない人には、やはり浄水器が必要です。

  

・どうしても安全性が気にかかる

「いくら安全だと言われても、残留塩素やトリハロメタンなどの有害性が気になる」という方は浄水器を使いましょう。放射性物質を除去できるタイプも登場しています。

 

・ミネラルウォーターは高い

水道水を飲みたくなければ、市販のミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用する手もあります。そうはいってもコストは割高。水ラボの調査では、ウォーターサーバーで 1リットル70 円、ペットボトル入りなら 1リットル50 円のコストがかかります。浄水器なら、おおよそ 1リットル10 円以下に抑えられます。

 

・さらにおいしい水がほしい

サビやカルキを抜くだけでは満足できない人は、付加価値型の浄水器が良いでしょう。 2種類のフィルターで好みの硬度に合わせられるタイプや、ご飯を炊く水に適したタイプなども登場しています。水ラボが開発したピッチャーピュアは、ろ過した水に海洋性ミネラルを加えて、日本人好みの味になるよう調整されています。

 

○浄水器がいらない人

 ・水道水を信頼している

日本の水道水は、きちんと管理されています。安全性に対して不安がなければ、浄水器を活用する理由はひとつ減ります。

 

・わずかな味やニオイの違いはわからない

おいしさをさほど求めないのであれば、水道水そのままでも OK。東京や大阪の水道水は、ボトルに詰めて売られています。

 

・飲み水のためにお金や手間をかけられる

ミネラルウォーターやウォーターサーバーを活用してください。スーパーなどで無料提供している水を持ち帰る手もあります。

 

・フィルター交換が面倒だ

浄水器は、数ヶ月に一度は、フィルター交換するのが普通です。指定通り交換できなければ、十分な性能を発揮できず浄水器も無駄になってしまいます。交換の手間とコストは、避けて通ることができません。

 

お金を出して水を買っても良い人にとっては、不要なアイテムなのかもしれません。しかし、少しでも水道水に不満や要望がある人は、安価に利用できる浄水器が、良い選択肢になります。

 

水ラボが開発した浄水器「ピッチャーピュア」

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