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1月に入ってから、寒さも一段と増してきましたね。
朝と夜は特に体も底冷えして、とても体調を崩しやすい季節となります。
風邪に効果のある最もシンプルな対処法として、「水分摂取」が挙げられます。
風邪のときはただ寝ているだけに思えますが、寝ているだけでも体内の水分は消費されてしまいます。汗で約4割、自然蒸発で約1割もの水分が失われるので、こまめに水分を取ることはとても大事なのです。
身体の約7割は水分でできていますから、身体の水分が足りないと、身体の弾力性がなかなか回復しません。特に風邪を引いているときは、身体が水を必要としていて、吸収性も高まっています。
ここで、水分摂取と身体の免疫向上の関係性において非常に密接に機能してくるのが『繊毛細胞』です。
繊毛細胞は1秒間に実に15回も左右にクネクネと動き、その動きで粘液の流れを作って、体に侵入した異物や細菌、ウィルスなどを運び、粘液ごと体外へ排出してくれます。
繊毛細胞は鼻や喉はもちろん、空気の通り道である気管から、肺の隅々まで張り巡らされており、文字通り”毛”のような突起がセンサーのように反応して異物を流し押し出すのです。
この繊毛細胞を元気な状態に保っておくことが、ウイルスを寄せ付けず健康な身体を維持する秘訣なのですが、逆に弱ってしまっていると、ウイルスは気管などから細胞の中に入り込んで
しまい、身体は毒素を体外へ排出することが出来なくなってしまいます。
そんな繊毛細胞の活動を活発にする方法はズバリ水をこまめに飲むことです。
繊毛細胞と水の関係性を実証するうえで、かつてこんな実験が行われました。
湿度が調整できる特別な部屋を、湿度15度というかなり乾燥した状態に設定します。
そこに男女関係なく5~6人づつの2チーム(AとB)に分かれてもらい、Aのチームには何も飲ませず、Bのチームには途中で水を摂取してもらいました。
そしてBチームが水を摂取する前後のタイミングで、両チームにサッカリンという人工甘味料を鼻に微量に注入してもらい、味覚で甘いと感じた時点でストップウォッチを止めてもらいました。
すると、Aチームは最初よりも、甘いと感じる時間が2倍近くかかったのに対して、Bチームは実験前の速さの1/2程度の速さで甘いと感じる結果になりました。
甘いと感じる時間が早いということは、それだけ繊毛が、鼻から口へサッカリンを流し込んだ時間が短く、活発に動いていたということを意味します。
つまり、繊毛が活発に働くために大切なのは水分補給なのです!
しかも一度にたくさん飲むのではなく、乾いてしまう前に、こまめにちょこちょこ飲むのがポイントです。
私たちが1日に失う水分量は2.5リットルだと言われています。
そしてだいたい食事で1リットルほど摂取すると言われているので、お水として意識的に飲まなければならないのは1.5リットルもの量なのです。
もし水が飲みにくい場合は、スポーツドリンクを水で倍に薄めて飲んでみてください。
体調が悪いときは、それを1日に2~3リットルは飲んでいいと思います。
体を冷やさない白湯もまた摂取するにはよいでしょう。
冬場はそもそも汗をかかないため、皮膚も体内も感覚的に水を欲しがらないもの。
そのため生理感覚に任せるのではなく、自分の頭で計算して水分摂取しなくてはなりません。
繊毛細胞を水でうまくコントロールして、風邪を引かない健康で丈夫な身体を手に入れましょう!
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