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「ビール離れ」が叫ばれて久しい昨今、酒類の中でも、焼酎はたくさん売れて単価も上がっている「勝ち組」だそうです(日経ウーマン2014年8月号より)。
今回のテーマは、まだまだ残暑が続きそうな季節にピッタリな「焼酎の水割り」。
およそ2000銘柄をそろえる都内随一の焼酎ショップ「Sho-Chu AUTHORITY」さんに、おいしい作り方のコツをお聞きしました。
「酒好きは薄めたりせず、ストレートで飲むんだ!」なんて豪語する人、いますよね? もちろん、人それぞれの好みですが「水割りは理にかなった飲み方」だと、Sho-Chu AUTHORITY店長の中村さんは言います。
芋、麦、米やそばなど、焼酎の原料が様々あるなかでも、アルコール度数は20度(アルコール分20%)を少し超える程度のものが主流。これを、ちょうど良い具合(次に紹介します!)に水で割ると、日本酒やワインと同じ14~15度くらいになります。日本人がもっともおいしく飲めるアルコール度数だそう。
好みの焼酎においしい水を合わせて飲む――これも立派なツウの飲み方なのです。
ただし、アルコール度数も焼酎の持ち味のひとつ。特に40度を超えるような焼酎は、安易に水で割らずアルコールの刺激を味わうのも楽しみ方だと、中村さんは薦めます。
焼酎の場合、「水割りは6:4」と言われます。焼酎6、水4の割合で割ると、多く流通しているアルコール24~25度の焼酎が14~15度になる計算です。20~22度くらいなら焼酎7:水3.など、少し濃いめの水割りを意識しても良さそうです。
なお、長時間氷を入れておくと、グラスの中で溶けてしまいます。あせる必要はありませんが、氷がたくさん溶けないうちに飲み干すのが理想。量を飲みたい人も大きすぎるグラスは厳禁です。
Sho-Chu AUTHORITYでは、ご覧のようなタンブラーを販売しています。
皆さんは、水割りをどんな手順で作りますか? 多くの方は、グラスに氷を入れて、次に焼酎を入れてから水を注ぐ、といった具合だと思います。
では、「蔵割り」と呼ばれる特別な焼酎をご存じでしょうか? 蔵元にある段階で、焼酎を水で割り、瓶詰めして出荷される商品です。水割りを飲むときに作るのではなく、あらかじめ割ったものを提供するわけですね。
蔵割りのメリットは、焼酎と水がよく馴染んで、まろやかな味わいになること。いわば熟成された水割りです。蔵元でなくても、焼酎を水で割っておくくらいのことは、家でも十分できます(蔵元は水や貯蔵法にこだわっているので、まったく同じとはいきませんが…)。これを「前割り」といいます。
「一升瓶の空き瓶に焼酎と水を入れて、2~3日寝かせておけばOK。焼酎の角が取れて、大変おいしくなります」と中村さん。
作りたての水割りは、口に含んだ瞬間、アルコールピリッと感じることがありますが、前割りにするとそのクセがなくなり、とても飲みやすいのです。
作り方が分かったところで、やはり聞きたいのが「どんな水で割れば良いのか?」。一番良いのは、その焼酎に使われている「仕込み水」だといわれています。以前、「そうめんのおいしい作り方」の回で似たことを紹介しましたが、そもそも焼酎が生まれた水ですから、相性の悪いわけがありません。蔵割りも、同じ理屈です。
そうはいっても、現実には、仕込み水を入手するのはとても大変。なければ、カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない軟水を使ってください。そもそも日本の飲み水には、まろやかで他の素材を邪魔しない軟水が多いのです。
地域によりますが、水道水も多くが軟水。そのままではカルキ臭さで、せっかくの焼酎が台無しになる可能性もあります。沸かし冷ましを作るか、浄水器を活用しましょう。
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